The Last Samurai
少し前、映画The
Last Samuraiが話題になりました。 Samurai, Katsumotoがかっこよかったです。 ちょっとかっこよすぎたと思います。
まあ映画ですから、理想の侍ですね。 じゃ実際の侍は、どんな人々だったのでしょう?
侍は自らを 武士と呼びました。 武士とは、武道と学問を修練した人と言う意味です。
つまり戦士は、武士ではありません。 強いだけの武士は、軽蔑されました。 また頭がいいだけの武士も軽蔑されました。日本で侍がいた時代は、大体17世紀の初めから、19世紀の中頃までです。
このころは、日本が最も平和な時代でした。 約250年間戦争がありませんでした。 この250年間武士は、政治をしていました。
今で言えば、役所の役人です。 ですから学問がますます重要でした。 武道の方は、まるで現代のスポーツのようになりました。
役人ですから、時々失業します。 失業した武士は、武道の先生をしたり、庶民の学校の先生をします。 武道も学問もだめな武士は、内職をして貧しい生活をしました。
だから武士は子供のときから、出世の為、生活の為、武道や学問の勉強を必死でしました。教養があるので、この時代のオピニオンリーダーでした。
芸術家や小説家も武士出身者が多くいました。
しかし、それでも武士は特権階級でした。 大概の武士は、世襲でした。
武士だけが政治に参加できました。 他の人、農民や商人や職人は税金を払うだけの人々です。そこで武士は、自らが他の人々より優れているということを見せる為、いろいろなことを考え出しました。
たとえば、学問や武道だけでなく、高いモラル、果ては特殊な服や髪型、刀を2本差すこともそうです。 また、重大な失敗をした時や名誉を傷つけられた時、自殺によって失敗を償ったり、名誉を守ること(切腹)も武士だけが持つ勇気の証明である、としました。
映画The Last Samuraiでは、カツモトは、武道、学問、モラル、勇気、理念に優れた、理想の侍です。
だから彼は、尊敬され、また恐れられます。 トムクルーズも最後には侍になりました。 一方、見た目だけの侍、刀を2本さし、特殊な服髪型をして、他の人を見下すだけの侍は嫌われました。だから、革命によって、侍は滅ぼされました。(映画の中のカツモトの息子のように、刀を取り上げられ、警察に髪を切られました。)
そうそう、現在の日本人の特徴、学問好き、モラルや規律好き、礼儀正しさは、侍の遺産です。
見た目はともかくとして、侍の心を持った人は、今でもいるんじゃないでしょうか。 日本だけじゃなく、他の国にも,勿論、タイにも尊敬すべき侍はいるんじゃないですか。映画を見ていて思いました。
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